運動器ケア しまだ病院

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専門外来

生きるよろこびをあきらめない。その人の「しあわせ」を考える。

肩関節の鏡視下手術

皆さんは「肩の手術」といえばどのような事を想像されますか?

「皮膚を大きく切るので痛い。」
「傷が大きく目立ってしまう。」
「いつまでも固定をしておかなければならないので日常生活に不便だ。」
「一度手術をしてしまうとスポーツ復帰は難しい。」

など、いろいろなことを想像してしまう事でしょう。確かに数年前まではそのようなこともあったかもしれません。しかし、最近では肩関節にも内視鏡(関節鏡)を用いた手術が発達してきました。

 関節鏡視下手術は直視下手術(従来の切開する手術)に比べて手術創が小さく低侵襲で、術後の疼痛が軽減されます。更に創が小さいことで肩関節周囲筋肉の機能を低下させる可能性が少なく、スポーツへの復帰が早いという利点もあります。
 それにもまして最も有利なことは、意外なことかもしれませんが、その広い視野にあります。肩関節鏡は関節内に水圧をかけて肩をふくらませ、さらに内視鏡で拡大して観察します。この『ふくらませて』『拡大する』ことで正確に診断でき、より繊細な手術操作が可能となります。
 また、病変が重複して存在する場合でも少ない侵襲で複数の病変に手術操作が行える鏡視下手術は有用であると思っています。
 実際、多くのプロのスポーツ選手でも肩関節鏡視下手術により早期復帰をはたし、好成績を上げている例も多くみられるようになってきました。

 鏡視下手術の適応は、基本的には直視下手術と同様です。現在のところ、鏡視下手術の対象となる主な肩関節疾患は、肩関節不安定症の中でも特に反復性前方脱臼、スポーツにおける投球障害肩や中年期から高年期の五十肩・腱板断裂などが挙げられます。
 肩関節の疾患は、保存的治療(手術を行わない治療)で完治する場合と手術治療を施さないといけない場合があり、適正な診断・治療・手術・リハビリテーリョンによって、高い満足感を得る事が可能です。

 当しまだ病院は、肩関節鏡手術を実施している全国的にみても数少ない病院です。肩の症状でお悩みの方は一度、整形外医師までご相談下さい。

肩関節の鏡視下手術の図(前方鏡視 下方への関節唇の剥脱)

前方鏡視 下方への関節唇の剥脱

肩関節の鏡視下手術の図2(反復性脱臼肩 上腕骨の陥凹)

反復性脱臼肩上腕骨の陥凹

 

 

 

 

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