運動器ケア しまだ病院

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〒583-0875
大阪府羽曳野市樫山100-1

072-953-1001

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専門外来

生きるよろこびをあきらめない。その人の「しあわせ」を考える。

ロボット支援人工ひざ関節手術

人工ひざ関節手術支援ロボット導入のタイトルと佐竹先生の画像

ひざに不安を抱えておられる患者さんへ

 運動器ケア しまだ病院では治療方針のひとつに「動いて治す!」を掲げています。ひざに痛みやご不安を抱えられている患者さまに手術を選択していただくのは最終手段だと考え、まずはスタッフと一緒に徹底的なリハビリテーション(保存療法)をおこなって頂いています。それは患者さんご自身のカラダの機能を最大限に活かすことで、自分らしい生活、仕事、スポーツに戻れると当院では考えているからです。
目標達成を目指して、それでも手術が必要となった場合には手術を行うことになります。ひざの場合では、傷んだひざ関節を人工関節に取り換える手術「人工ひざ関節全置換術」となることがあります。当院では2023年度より人工ひざ関節全置換術において、人工ひざ関節全置換術用医療機器「VELYS™ ロボット支援ソリューション」(一般的名称:手術用ロボット手術ユニット、以下「VELYS™ RAS」を導入しました。

人工ひざ関節全置換術用医療機器VELYSの画像

人工ひざ関節全置換術用医療機器「VELYS™ ロボット支援ソリューション」(一般的名称:手術用ロボット手術ユニット、以下「VELYS™RAS」)

「動いて治す」がさらなる進化を遂げる!-運動器ケア しまだ病院医師と支援ロボットの強力タッグ-

手術支援ロボット導入の背景には、世界的な高齢化の進行があります。人工ひざ関節全置換術は 2050 年までに症例数が全世界で 1.4 倍以上になり、医療体制に負荷がかかることが予測されています 。日本ではすでに、 2021 年までの過去 12 年間で人工ひざ関節全置換術は約 6.9 万例から約 10.1 万例へと 1.46 倍になっています。 *1
 人工ひざ関節手術で良好な成績を得るためには、ひざの靭帯バランス調整を含めた手術の正確性、人工関節自体の性能と低侵襲性(手術によるひざへの負担や損傷を最小限にすること)が必要とされます。この「VELYS™ RAS」は、数mm単位で骨を削るなどの調整ができます。これにより、靱帯を剥がす量を減らし、ひざの全体バランスをとることができるため、ひざ機能への侵襲性が低く、術後の回復を早めることが期待できます。

*1:矢野経済研究所 2021 年版 メディカルバイオニクス(人工臓器)市場の中期予測と参入企業の徹底分析
厚生労働省 医師・歯科医師・薬剤師統計

患者さまの骨や関節の形はお一人おひとり違うため、医師がお一人おひとりに合わせて計画し手術をしています。ただ正確に手術することで患者さまが以前のように、全ての違和感がなくなるとは限りません。それでも今まで辛かった痛みがとれ、歩くのが楽になる。お一人おひとりの、「いつまでも動き続けたい。」という想いを、スタッフ一同サポートしてまいります。ひざの悩みはぜひご相談ください。

人工ひざ関節全置換術用医療機器VELYSの画像

よくあるご質問(FAQ)

Q. 手術はすべてロボットが行うのですか?
A. いいえ。実際に患者さんにふれて手術を行うのは、私たち医師です。あくまでロボットはサポートツールであり、医師の能力を最大限に引き上げる役割を担っています

Q. ロボットを導入することで今までと何が変わるのですか?
A. 従来の方法よりも手術の精度が高くなり、靱帯を剥がす量が減りひざの全体バランスがとれるため、術後の回復が早くなることが期待できます。

Q. 他にもロボットがあると聞きますが、なぜこのロボットを導入したのですか?
A. すべてのひざの角度に応じて、靱帯バランスが確認できるロボットだからです。わたしたちの掲げる「動いて治す」にマッチした最新の医療機器です。

佐竹先生の画像

副院長
佐竹 信爾 Shinji Satake

運動器ケア®は医療法人はぁとふるの商標です。(第6197120号)

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