運動器ケア しまだ病院
膝前十字靭帯損傷は膝のスポーツ外傷の中で最も高頻度に生じるものとして知られ、ジャンプからの着地、急なストップ動作、急な方向転換など、単独で損傷するケースが多く、バスケットボール・バレーボール・器械体操などで頻発します。また、直接膝に外力を受けて損傷するケースもあり、ラグビーやフットボール・柔道で生じることが多くみられます。
〈膝前十字靱帯の役割〉過度に脛骨が前方にずれたり、ねじれるのを制限しています。 〈膝前十字靱帯損傷の主な症状〉・膝の腫脹(腫れ) ・疼痛(痛み) ・関節可動域障害(曲げ伸ばしがしにくい) ・不安定性(膝がずれるように感じる) ・筋力低下(力が衰える) など |
※スポーツレベルや状態によって手術が選択された場合でも、手術までの間にリハビリを行なうことがあります。
1.膝を安全に動かす練習
2.杖歩行やトイレ・シャワーなど、入院生活を安全に過ごすための動作練習
3.手術した足だけでなく、体力低下を予防するための全身的なトレーニング
4.床上動作や階段、屋外歩行など、退院後の生活を想定した動作練習
ACL再建術を受けられた患者さま、ご家族、指導者の方々に対して、リハビリテーションの重要性をより深く理解していただくために、理学療法士が講義をしています。(*不定期開催)
1.膝関節の動き改善
2.競技完全復帰に向けての個別筋力トレーニング
3.仕事やスポーツ競技の動作練習(再受傷の予防)
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