医療法人 永広会 島田病院

島田病院

文字サイズ大 小

〒583-0875
大阪府羽曳野市樫山100-1

072-953-1001

求人情報

島田病院 Facebook

院長からのメッセージ

 はじめに

DSC_0693_2

島田病院 院長 島田永和

私たちの環境は大きく変化しています。昨日まで当たり前であったことが、明日も保証されているとは限りません。ことに、少子高齢化の急速な進行は思いもかけなかった社会が来ることをイヤでも予測させるものとなっています。
人口が減少し、子供たちと高齢者を養う立場になる「現役世代」がとても少なくなります。数十年後のこの人口構成の予測は、すでにほぼ確定したものです。そ うした変化が生じた社会では、年金、医療、介護(福祉)、子育て支援という四つの社会保障の分野において、ニーズが今より増大する反面、それを賄う供給源 が予算的にもまた人員的にも不足する事態となります。ドラッカーが指摘するように、これは「すでに起こった未来」であり、今さらこの予測を変更するすべは ありません。

さて、どうしたら良いのでしょう?知恵を出し合わねばなりません。お互いがもっと努力するべきところも、当然、生まれてくるのではないでしょうか。
私たち「はぁとふるグループ」では、こうした社会環境の変化に少しでも対応しなければならないと考え、新島田病院建設を機に新たに取り組むことや強化することがいくつかありますので、ご紹介したいと思います。

島田病院 これからのケア

私たちができることは運動器の分野に限られています。診療としては、整形外科とリハビリテーションになります。この診療のために、整形外科医に加えて、麻酔科医や内科医そしてリハ専門医の力が必要となります。
そして、ケアの対象となるのは、次のように多層的なものだと想定しています。
1)運動器・神経系疾患(臓器)
2)運動器・神経系疾患を持つ患者・家族
3)運動器・神経系疾患を持つ患者・家族が住む地域
2013(H.25)年8月の社会保障制度改革国民会議報告書にあるように「病院完結型の『治す医療』から地域完結型の『治し、支える医療』」がかなうよう私たちは地域での役割を果たしたいと考えています。

運動器ケアとは?

整形外科の診療だけではありません。運動療法を主体とした保存療法やどうしても改善しない場合の手術療法、そして、その方の生きている上での目標をできるだけかなえることができるよう、QOL維持に向けてのリハビリテーションが一体となったものを意味すると考えています。
したがって、スポーツ選手に生じたケガや障害を対処するときにも、単に治すというだけではなく、現場にもとの能力、さらにはもと以上の力で復帰し、いったん復帰すれば二度と同じことを起こさない予防までも含めた対応を心がけています。そして、高齢者に生じた運動器の問題に対しても同様です。単に、その傷んだ箇所を修理するというだけではなく、その方の生活環境やこれからのご希望、介護の状況など総合的に把握し、ご本人・ご家族とともにご一緒に対策を検討して参ります。

2016年5月 新病院88床でオープン

新病院では、最新機器による検査、そして経験豊かな専門医による診断と治療、中でも新しくなり増室される手術室では安全に多くの手術を行えるよう配慮しています。これにより運動器ケアの精度を上げることをお約束できると思っています。
また、これまでの43床に加え、45床の病棟を開設します。ここでは、手術後のリハビリテーションにより安全にご自宅に帰っていただくケアを提供しますし、強い痛みで日常生活にお困りの方の治療や介護、さらに脳卒中や脊髄損傷、交通事故で急性期の治療を終えられた後、残っている機能障害など専門的なリハビリテーションを行い、できるだけもとの生活に帰っていただくことを目的とした方々の入院をお受けするつもりです。また、ご自宅や介護施設でお暮らしの方が、脱水や低栄養、また感染症でお困りの場合、点滴などの処置は受け入れることも可能となります。
在宅での生活をできるだけ安楽に続けていただく後方施設として、隣接する介護老人保健施設「悠々亭」とともに、地域の皆さまや他の事業所の方々、そして行政の担当窓口とも交流の輪を強化し、この地域でお住まいの皆さまのご希望やご家族の計画を十分に伺いながら、最適な対応ができるよう組織の再構成、スタッフの教育・研修を進めて参ります。住み慣れた地域で人生を全うするケアの体制といわれる「地域包括ケア体制」の確立へ、この病棟がそして、はぁとふるグループが少しでもお役に立つことを願っています。

2017年7月 エントランス+ヴィゴラス棟完成

この新病院のオープンに伴い、現在島田病院として使用中の建物は取り壊し、来年7月に新しく生まれ変わる予定です。そこでは、新病院へのエントランス部分と疾病予防の健康増進施設としてご利用いただいている「はびきのヴィゴラス」をリニューアルします。そして、現役スポーツ選手のさらなる競技力向上やスポーツ障害予防、中高年の健康増進や運動器疾患の予防、また、高齢者の転倒予防などの介護予防対策に加え、女性の一生を見据えて、運動による生きがい作りウィメンズヘルスの充実も計っていく予定でいます。

最後に

 現在の私たちの置かれている環境の厳しさの中、私たちにできるのは運動器に関わる診療やリハビリテーション、そして介護という非常に限られた範囲における私たちの計画をご紹介するとともに、ご挨拶をかねて、私たちの意気込みを披露させていただきました。どうぞ、今後ともご利用いただくとともに、お気付きの点やご要望、ご不満など率直にお寄せいただきたいと思います。これからも何とぞ、よろしくお願い申し上げます。

関連リンク

関連施設

 
Copyright Heartful Group. All Rights Reserved.