八尾はぁとふる病院

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生きるよろこびをあきらめない。その人の「しあわせ」を考える。

SCD・MSAリハ目的入院

SCD・MSAとは?

SCD(脊髄小脳変性症)・MSA(多系統萎縮症)は、小脳や脳幹から脊髄にかけての神経組織がダメージを受け、だんだんと思ったように身体が動かせなくなる病気です。
症状は多彩で、ダメージを受けた部位に応じてさまざまな症状が現れます。なかでも広くみられるのが、ふらつき、呂律(ろれつ)が 回らない、字が書きにくいといった 「運動失調」という症状で、小脳の機能が低下するために起こります。

■当院のSCD・MSAリハビリ目的入院について

当院では、それぞれの方の状態・機能にあった動作方法、生活指導、自主練習方法の指導を
入院中に受けていただき、それを「日常生活の中で習慣化していただくこと」を目的としています。
また、日常生活における問題点に対する対応策などをご提案いたします。

■対象となる状態について

SCD・MSAの診断を受けた方で、車椅子の乗り降りや移動がご自身で行える方。
(状態によっては、入院をお受けできないと医師が判断する場合もあります)

■入院までの流れについて

①かかりつけ医(主治医)の受診
当院へご入院頂くにあたり、かかりつけ医の承諾を受けていただき、紹介状(診療情報提供書)をいただいて来てください。
また下記問い合わせ先に一度ご相談ください。
連絡先 地域連携室: 072-999-0725

②当院リハビリスタッフ、医療相談員との事前面談(病院見学)
当院スタッフが事前に面談にお伺いするか、もしくは病院見学に来院していただきます。
その際、生活のご様子やリハビリの目標などを話し合います。

③入院の日程を決定

日程は後日電話にてご連絡いたします。
(リハビリテーション及び検査は、入院後より開始となります)

■入院中のリハビリテーションについて

当院では、「日常生活を有意義に過ごしていただける」ためのリハビリテーションを提供しています。
①理学療法

運動内容や負荷量の設定
自主トレーニングの調査
移動動作の指導
移動に必要な補助具(杖・車椅子など)の紹介

②作業療法

在宅生活の中での細かい動作(家事動作・趣味活動など)の評価
普段の活動性の調査
握るつまむなどの手の動作指導
動作を行いやすくするための自助具の紹介・試行

③言語療法

コミュニケーション能力、食事の評価
発声発語器官の運動や発声の練習
食べる練習や食事形態(食べ物の形状)の調整
コミュニケーションに関しての自助具の紹介

ご家族の方へ

・ご家族の協力と励ましはリハビリテーションに励むご本人にとって大きな支えとなります。
そのため、ご家族の方にも疾患や症状について知っていただくことが大切です。
・ご入院中には、ご家族の方にもリハビリ訓練室にお越しいただき、リハビリテーションの内容
ご家庭での様子などの状況をお聞かせいただければ幸いです。

お問い合わせ

・入院に関すること、リハビリテーションに関することなどのご相談は地域連携室までご連絡ください。
連絡先: 072-999-0725

近畿SCD・MSA友の会のご紹介

友の会では、会報の発行、地域交流会の開催などの活動が行われています。
地域交流会では、会員と家族相互の交流が図られ、良き情報交換の場となっています。
「参加してみよう」と思われる方は、下記までお問い合わせください。

近畿SCD・MSA友の会 事務局
〒540-0026
大阪市中央区本町1丁目2番11号 ウタカビル201号 市民オフィス内
TEL 06-6949-0018
FAX 06-6942-0278

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