
しまだ病院 膝関節鏡センターは膝の痛みや怪我をされた患者さん、レクリエーションからハイレベルなど幅広いスポーツ選手への治療、スポーツへの早期復帰を目指して迅速かつ正確な診断や低侵襲治療を心がけています。
こんな症状やお悩みがある方は、運動器ケア しまだ病院 膝関節鏡センターにご相談を。
・膝の痛みや違和感などが続いている。
・スポーツで怪我をしたが、できるだけ早くスポーツ復帰をしたい。
・前医で手術を含めた治療を説明されたが悩んでいる。
経験あるスタッフによる対応
膝関節鏡手術件数だけでなく、学会活動や実際の手術動画などで審査され日本膝関節学会から“膝関節鏡技術認定”を受けている医師が当センターに在籍しています。より多くの認定医がいることにより、多角的な診断、手術の提供が可能になると考えております。
高性能MRIによる診断
3テスラMRIを採用していることにより、状態を細かく観察し診断が可能となります。
運動療法を含んだ保存的加療
手術加療だけではなく、日常生活・スポーツ復帰に必要なストレッチ・トレーニングなどの運動療法をリハビリテーションで指導させていただきます。
膝関節は3つの骨(大腿骨、脛骨、膝蓋骨)やその間に靱帯、半月板・軟骨があります。靱帯が損傷すると膝不安定性(膝くずれ)、半月板・軟骨が損傷すると痛みや引っかかり感などが生じます。

膝前十字靱帯損傷
スポーツによる靱帯損傷のうち手術加療が必要な靱帯損傷です。
切れた靱帯を縫い合わせることは出来ないので、膝の腱を移植腱として用いて再建手術を行います。
私たちの移植腱は半腱様筋腱、大腿四頭筋腱、骨付き膝蓋骨腱を使用しておりますが、患者さんのご希望される術後活動レベルや年齢、身体的特徴などから適切なものを選択しております。

半月損傷(外側円板状半月板損傷、内側半月板後根損傷)
私たちの半月板手術適応は“ひっかかり”などの症状のある症例です。痛みを伴う半月板変性断裂症例等は、外来でのリハビリテーションなどを中心に誘導しています。
半月板手術に関しては半月板切除・縫合術などがあります。症状改善だけでなく、より高いレベルのスポーツ復帰や経年的な変形性膝関節症の防止などの観点から半月板温存を重要視しており、私たち半月板手術症例の約90%以上が“半月板縫合術(主にインサイドアウト法)”となっています。また半月板逸脱に対する半月板制動術も行っています。
スポーツによる半月板損傷だけで無く、生まれつき半月板が大きく小児・思春期の学生を中心として膝の痛みの原因となりやすい外側円板状半月板損傷に対しては、術後の症状改善だけでなく続発する可能性のある離断性骨軟骨炎や術後変形性関節症などの予防の観点から通常の半月板損傷同様に半月板縫合術による半月板温存手術を行っています。従来では半月板が治癒しにくいとされている無血行野の半月板損傷においても、フィブリンクロットを併用して半月板温存に努めています。
50-70歳女性を中心に発生する内側半月板後根損傷は、放置(保存的加療)や半月板切除では変形性関節症が急速に進行するため、新鮮例を中心に半月板プルアウト修復術を行っています。私たちで独自に開発した半月板プルアウト修復術は骨切り術併用時の術中トラブルを回避することができ、安全で確実な方法と考えています。

膝蓋骨脱臼
お皿(膝蓋骨)の不安定性、脱臼が生じたことのある症例におきましては、内側膝蓋大腿靱帯再建術を行っています。大腿と下腿の捻れの大きい症例では、骨切り術を併用して行っています。

膝前十字靱帯損傷の場合
受傷後膝の腫れ消失、膝可動域回復(膝の曲げ伸ばしが出来る)してからの手術です。入院期間は2週間です。松葉杖歩行は手術日から4-6週間(半月板縫合併用による)行い、術後8-10カ月でスポーツ復帰を目指して外来でのリハビリをします。
外来診察で手術が決まれば手術に必要な検査を行います。
血液検査、心電図、呼吸機能検査、レントゲン、CT.エコーなど
かかりつけ受診・歯科受診
持病がある方はかかりつけ医に病状の問い合わせを行います。かかりつけの歯科を受診し歯のぐらつきのチェックやクリーニングをうけてください。
手術説明
手術前の検査結果やかかりつけ医の問い合わせ結果が揃い全身麻酔が可能と判断されたら手術の説明を行います。
麻酔科診察
麻酔科から麻酔についての説明があります。
入院
手術前日に入院となります。術後のリハビリを円滑にさせるために入院時から術後松葉杖歩行などの術前リハビリ指導を行います。
手術
全身麻酔による手術を行います。
リハビリ
手術翌日よりリハビリを開始します。午前と午後に2回あります。
退院
前十字靱帯損傷で2週間、半月板損傷で約5-7日後退院となります。
外来での診察とリハビリ
手術後3か月程度は週1回程度の通院でのリハビリを行います。その後もスポーツ復帰等に必要なリハビリを行います。通院でのリハビリテーション修了後も定期的な診察を行います。はびきのヴィゴラスで運動継続も可能です。