運動器ケア しまだ病院では、療法士が定期的に集まり、知識と技術をアップデートするための専門グループ勉強会を実施しています。今回は「腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症の病態と解剖」をテーマに、座学形式の勉強会を開催しました。日常診療で遭遇する機会の多い疾患について、ガイドラインや解剖学をもとに疾患の病態を整理し、臨床での考え方を学びました。
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症では、画像所見だけで症状を説明できるとは限らず、患者さん一人ひとりの症状が異なります。そのため、「どの神経が、どこで、どのように障害されているのか」を病態や解剖学的な視点から理解することは重要なことの1つです。今回の勉強会では、神経根や馬尾の走行、障害部位ごとの特徴を整理し、解剖を立体的にイメージしながら学習を進めました。
適切なリハビリテーションを提供するためには、運動療法を画一的に行うのではなく、画像所見、問診や理学所見などの情報を統合し、症状の原因を論理的に考える臨床推論が欠かせません。今回の勉強会では「疾患を知ること」「解剖を理解すること」がリハビリテーションの治療戦略を考える第一歩であることを改めて確認しました。
