食中毒に気をつけましょう

 そろそろ、食中毒に注意する季節になってきました。この季節は、いつも以上に食品の管理に神経を使わなければなりません。ちなみに、「これって食べられるよね?」なんて少し食べたり、においを嗅いだりしますが、食品に菌がついていてもにおいや味は変わりません。(そう言う私も、やってしまいますが・・)

 代表的な原因菌達をご紹介します!

サルモネラ君
鶏など動物や人の便を介し肉や卵に付着します、但し熱に弱いのです。

腸炎ビブリオ君
海水や海底の泥の中にいます。刺身やお寿司から感染することが多いようです。
この子も熱に弱いのです。

カンピロバクターちゃん
動物の腸の中に隠れてわずかな菌でも食中毒を起こします。汚染された食品や水、ペットから感染することがあります。
低温でも長時間生き続ける元気な子です。

黄色ブドウ球菌さん
人の皮膚などにいます。
傷のある手で食品に触れてその食品を加熱しないで食べたときに危険です。菌は熱に弱いのですが、この子が持っている毒素が熱に強いのでやっかいな子です。

・・・と言うことで、『食中毒の予防3原則』を守って、菌達をやっつけましょう!

食中毒の予防3原則
出典:日本看護協会 夏休み子供企画『食中毒を防ごう!』2005
+++ ひとりごと +++

小さい子供達は、スーパーなどの床に座ったり、いろんなところによく手が触れます。先日、小さい子供がパンを食べながら、歩いていました。 危ないし汚いやん?と思って見ていると隣のお母さんも食べながらお買い物をしていました。そんなにお腹が空いてるの?!

法人事務局 感染安全管理担当
感染管理認定看護師 森下 幸子