上手に手を洗って、みんな元気に!

 感染症には様々な病気がありますが、子供から大人までとっても重要なのが手を洗うことです。小さいお子さんをお持ちのお母さん方ならご存じかと思いますが、子供たちは保育所や学校で手を洗うことを学んでいます。えっ、ほんとに?むしろ大人の方が問題かも知れません。またアメリカのある調査によると女性より男性の方が手を洗う回数が少ないとか・・・

 さて、手を洗うためには手を洗う場所の整備が必要です。病院であれば、医師や看護師が汚れた手で患者さまの治療にあたることのないように、ペーパータオルや石鹸をトイレはもちろん、外来やナースステーションなどにセットしています。皆さまのご自宅ではいかがでしょうか?もしも、ご家族の中で風邪や下痢、吐くなどの症状があった時は、いつもよりも頻回に手ふきタオルの交換をおすすめします。また、目が赤いなど “ものもらい” のような症状があるご家族には、別のタオルを使うように準備しましょう。

 最後に、上手な手の洗い方をご紹介します。

上手な手の洗い方の図
出典:日本看護協会 感染管理に関するガイドブック改訂版

+++ ひとりごと +++

手を洗う石鹸もいろんな種類がありますよね~。私は小学校の時に水道の蛇口に吊っていた “みかんの網に入っていたレモン型の固形石鹸” が今でも忘れられません。

法人事務局 感染安全管理担当
感染管理認定看護師 森下 幸子