元プロ野球選手で現野球解説者の有田修三氏に講師役を依頼し、「チームで学ぶ野球の基礎編」をテーマに9月23日(土)石川河川敷グラウンドにて教室を開催しました。今回は、羽曳野少年野球団の選手11名に参加していただきました。
当日は天候にも恵まれ、有田氏による走塁やスローイングフォームやバッティングフォームの指導トレーナーによる体力測定や野球に必要な股関節や肩甲骨周囲、腹筋のトレーニング指導も実施しました。
今回の教室は、継続教室のため約3ヶ月後、11月6日(月)にリニューアルオープンするエントランス棟地下スペースにて有田氏による技術的な指導と体力測定の実施を予定しています。
走塁の指導では、有田氏が選手全体に走塁の基礎的な構え方を伝え、リード距離の取り方や戻り方、ベースの踏む位置なども指導しました。
![]() ~リード距離の指導~ 身長+一歩で最大のリード距離を取ることができます |
![]() ~ベースの踏む位置の指導~ ベースの角を踏むことで、身体を回転させ加速することができます。 |
スローイングのフォーム指導では、有田氏が選手全体にボールの握り方から指導し、実際にキャッチボールを実施 しながら個別に腕の使い方など指導した後、有田氏が選手の前でトップの位置の作り方を指導しました。
![]() ~腕の使い方の指導~ 腕の力を抜くことで、腕がしなりボールに力を伝えることができます。 |
![]() ~トップの位置の指導~ ~トップの位置の指導~トップの位置を作ることで、スムーズに腕を振ることができます。 |
バッティング指導では、有田氏が選手全体にバッティングで最も重要なタイミングの取り方から指導し、実際にティーバッティングを実施しながら個別に踏み込み方や体重移動を指導しました。
![]() ~踏み込み方の指導~ 真っ直ぐ踏み込むことで、身体が開かず、力強いスイングができます。 |
![]() ~体重移動の指導~ 正しく体重移動することで、安定したスイングができます。 |
有田氏がバッティング指導をしている間、他の選手はヴィゴラストレーナーによる体力測定とトレーニング指導を実施しました。 体力測定は、立位体前屈(柔軟性)・握力(上肢筋力)・背筋力(体幹筋力)・反復横跳び(敏捷性)・立ち幅飛び(ジャンプの瞬発力)・メディシンボール投げ(スローイングの瞬発力)の6種目を実施しました。トレーニングは、野球に必要な下肢と肩甲骨周囲、腹筋を中心としたトレーニングを実施しました。トレーニングでは、正しく動かすことを目的に指導し、選手たちは自身の姿勢や動作のクセを感じていました。
![]() ~反復横跳びの測定~ 20秒間でコーンをまたいだ回数をカウントし、素早さを確認します。 |
![]() ~腹筋トレーニングの指導~ 腹筋を強化することで姿勢が安定し、スムーズな動作ができます。 |
スポーツ現場で上記のようなベースボール教室や島田病院理学療法士とはびきのヴィゴラストレーナーを派遣し、ケガの予防やパフォーマンス向上のサポートを実施しています。
平成29年11月6日にはエントランス棟が完成し、地下スペースにて有田修三ベースボール教室や野球選手のための障害予防教室を開催予定です。
興味のある方は、お気軽にはびきのヴィゴラスまでご連絡ください。
※お問い合わせ:はびきのヴィゴラス
TEL(FAX)072-953-1007