悠々亭からのお知らせ

「介護保険および老健の役割と連携について」の勉強会を市立藤井寺市民病院にて開催させていただきました

 藤井寺市民病院は、入院中に老健へ入所相談をしていただいたり、老健に入所されてから体調が悪化した方を受け入れていただくなど、日常的に連携している医療機関のひとつです。
 平成24年4月の医療保険と介護報酬の同時改訂で、これまで以上に医療と介護が連続性を持って、安心して暮らせる地域を作ることが重要であると示されています。そのような背景のなか、以前から藤井寺市民病院の看護部と連携を深める話し合いをしており、介護保険および老健の役割についての勉強会を開催することになりました。

 平成24年5月12日(土)・6月9日(土)の二日間に藤井寺市民病院にて勉強会を開催し、医師や看護師、セラピストや医療相談員など、多くの専門職の方々が2日間で70人以上参加されました。  当施設からは介護保険の変化や、老健施設での医療的な受け入れ可能な状況などについて説明しました。質疑応答では、「費用はどれくらいなのか」「医療の提供はどこまでできるのか」「オムツは持ち込んだら良いのか」などの具体的な質問がありました。勉強会の最後には、「病院から直接帰るという方法だけでなく、老健を利用して、在宅サービスの準備をしてから安心して自宅へ帰る方法もあることがよく分かりました」などの声もあり、介護保険や老健について知っていただく良い機会になったと感じました。私たちは、今後医療についての学習も含め、継続して交流していきたいと考えています。
 ご協力いただいた市立藤井寺市民病院の方々、ありがとうございました。