実現に向けて
実現に向けて
専門性の高い人が集まる組織は、それだけで大きな推進力を持ちます。一方で、視点や判断軸が多様なぶん、
力が分散したり、成果や学びが積み上がりにくくなったりすることもあります。
私たちは、この強みを損なわずに、
専門職集団がチームとして成長しながら理念の実現へ進み続けられるあり方を目指してきました。
そこでまず、理念を日々の行動に落とし込み、実践と振り返りを通じて個人の成長につなげ、
その積み重ねを組織の学びと成果として蓄えていくマネジメントの循環を整えています。
さらに、その循環が無理なく回るよう、アジャイルに運営できる自律分散型の体制を採用し、
現場に近い意思決定と透明性の高い情報共有を前提に、チーム間の協働が自然に生まれる設計としました。
統制のためではなく、専門性を活かし合い、理念の実現に近づくための仕組みです。
グループのマネジメントサイクルは、大切にしているVision・Mission・Value・statementと、年度方針や中長期計画、マニュアル・職務分掌、そしてMBOで設定される個人目標が、相互につながりながら循環していく仕組みです。大切にしていることは方針や計画に反映され、計画は日々の業務を支えるルールや役割へと落とし込まれます。さらに、それらをもとに一人ひとりの目標が定められ、実践と振り返りを重ねる中で成果へと結びつきます。生まれた成果は、個人や組織の成長を促し、グループが大切にしていることの実現へとつながっていきます。この図は、それぞれが別々にあるのではなく、互いに関わり合いながら循環していることを表しています。

ケアの質だけを追い求めても、運営の効率化だけを突き詰めても、私たちのめざすケアは実現できません。経営とは、この二つを両輪としてとらえ、状況に応じて最適なバランスを整え続けることだと考えています。
この図は、その考え方を可視化したものです。全体の方向性を共有しながら標準化や情報共有、効率化を進め、現場では質と安全を高める取り組みを重ねる。両者が相互に支え合うことで、組織は変化に対応し、継続的に価値を提供できる基盤を保ちます。

この2層のレイヤーはそれぞれ異なる機能と責務を持ちつつも、
互いに連携してグループ全体の目標達成を目指します。
職種の集団が専門スキルをしっかり伸ばし、活動の集団で戦略的に
能力を発揮することで実現していきます。

実際の配置においては、各部門に所属しながらも、それぞれの事業やチームへの配置という形で整理されることになります。このような体制下では、職種からの指示を待つべきか、それともチームマネジャーに相談すべきか迷う状況が生じる可能性があります。このため、双方がしっかりとコミュニケーションを取り合い、タスク管理を行う際に優先順位を明確にすることが重要です。ライン型組織と比較すると、理解しにくい側面も存在しますが、それぞれが自立し、より効率的に活動することで目標達成に近づくためには、このような体制が必要だと考えています。

はぁとふるグループにおいて、誰が何を決め、どう見守り・支援するかを明確にし、質と安全を守りながら健全な経営を続けるための仕組みを表した図です。
本部を中心に業務の標準化や情報共有、効率的な運営を進めることで、グループ全体の方向性をそろえます。そうすることで、各キャンパス・エリアがより機能的につながり合い、互いの強みを活かして連携できる体制をつくっています。
