Information on the Regional Comprehensive Care Ward地域包括ケア病棟

“生活力”を高めることで住み慣れた地域でその人らしい暮らしを続けることを支援します

地域包括ケア病棟とは

急性期の治療を終えた方、在宅生活の継続が一時的に困難となった方を対象に医療、リハケアを提供し“生活力”を高めることで、住み慣れた地域で暮らし続けることを支援する病棟です。難病の教育入院や緩和ケアも行っています。

 

 

地域包括ケア病棟の使命2022年5月1日 改訂

  • さまざまな機能や環境にある幅広い対象者が、それぞれの目標を持ち、
    ご本人らしく地域で生活されることをサポートします

    ・必要な人へ必要な時期に必要なリハビリケアを適切に提供し、生活の場へ繋ぐこと
     同時に、その生活が安全に安定的に継続できるような社会サービスを準備すること
    ・一時的に在宅生活が困難になった人へ、適切なケアを提供することで 再びご希望の生活の場へ還すこと

地域包括ケア病棟の強み

その人らしい生活を支えるための懐の深い駆け込み寺

医療・リハケアを提供し、必要な心身機能の回復と地域で暮らす気持ちの準備、安心して在宅生活を送るために必要な在宅サービス等を受けるプランニングを患者さんご家族また地域の事業所の皆様とともに実践していきます。

 

 

  • リハケアを通じて、
    体・心・暮らしを再建

    住み慣れた場所・地域で暮らし続けるために、今困っていることを一緒に見いだし、生活力のアップや維持するためのお手伝いをします。

  • 本人はもちろん、
    ご家族にも寄り添うケア

    本人のご希望はもちろんのこと、ご家族の悩みや相談にも心を傾け、ご家族が介護の負担を背負うことない在宅生活を一緒に考え、実践します。

  • 座る・立つ・歩くなど基本動作の回復と
    目標実現に欠かせない
    生活動作能力の向上を支援

    退院先を見据え、退院後の生活に必要な動作を確認しながら、専門的なリハを行います。もし動作が獲得できない場合でも、代用できる方法などを検討していきます。

  • 食事や入浴など日常生活に欠かせない
    生活動作にアプローチ

    各職種が連係しスムーズに日常生活が行えるよう生活動作の方法の検討や、その動作の練習を行います。必要に応じ実際介護される方への指導も行います。

  • 退院後の生活がスムーズに行えるよう
    地域との調整・引き継ぎ

    “入院中にできていたことが退院するとできなくなった”とならないよう、入院時からケアマネジャーや地域の専門職と相談し、できるだけスムーズに退院後の生活が送れるようサポートします。

対象となる方

  • 急性期の治療を終えた方

    〈例〉
    ・治療後の状態が安定し、在宅復帰にむけてリハケアが必要なケース
    ・回復期リハ病棟でのリハ後、在宅復帰にむけてリハケアが必要なケース
    ・継続した医療ケアが必要なケース
    (酸素療法・喀痰吸引・血糖測定・褥瘡処置等)

  • 在宅生活の継続が一時的に困難となった方

    〈例〉
    ・点滴、酸素等の治療を必要とするケース(肺炎、尿路感染、脱水等)
    ・腰椎圧迫骨折などの保存療法のケース
    (痛み等で動けなくなったケースの疼痛コントロールと動作指導)

  • 神経難病・糖尿病等の教育入院、身体・生活のメンテナンスケア*、看取り

    〈例〉
    ・難病で動作の習得、環境の調整、介助方法の指導が必要なケース
    ・糖尿病の教育入院
    ・在宅生活を継続していくため定期的にリハケアが必要なケース
    ・がん性疼痛のコントロール
    *日常生活動作の評価や、在宅でのよりよい介助方法の提案・指導を行います。
    在宅生活を継続していくための介護サービス等の調整、提案を行います。

入院できる期間

地域包括ケア病棟の入院日数は最長60日間です。

 

 

回復期リハビリテーション病棟との違い

回復期リハ病棟は、脳卒中などの脳血管疾患、大腿骨などの骨折、胸部や腹部手術などの急性期治療後に症状が安定した患者さんを対象にリハを行います。
地域包括ケア病棟は、疾患に関係なく入院できる病棟で、病状に応じて包括的なリハを行います。早期在宅復帰を目指す目的は同じです。

 

 

具体的な支援内容について

  • 多職種によるカンファレンス

    地域包括ケア病棟へ入院される方の入院目的はさまざまです。
    その人に合わせた入院目標を患者さん、ご家族とともに決めていきます。

  • リハケア

    患者さんの状態や目標に合わせて個別リハとCARB(カーブ)*を実践しています。
    *CARB(カーブ):時間や場所にしばられず、その人にあった時間、場所で生活動作の練習や体力アップトレーニングを行います。
    また、トレーナーを中心に集団トレーニングを実践します。

  • 医療ケア

    在宅酸素療法にむけた評価、アセスメント
    褥瘡ケア:医師、看護師、リハスタッフ、管理栄養士による1回/週の褥瘡回診を行っています。
    必要に応じ同グループ内の褥瘡ケア認定看護師によるサポート体制を整備しています。

  • 退院後を見据えた生活指導・介護指導

    看護師・介護福祉士・リハスタッフによる退院後必要な生活動作の介護指導を行います。
    必要に応じて医師の指示のもと、試験的に外泊し、夜間の介護指導も行います。
    住宅評価:リハスタッフ、看護師他必要職種が実際の生活の場所へ訪問させていただき退院後の生活のアドバイスをさせていただきます。

  • 最適な生活場所でのケアプランニング

    患者さんの身体状況や思い、介護者のご希望に寄り添い退院後の生活場所や介護保険サービス等の検討を行います。ケアマネジャーや在宅サービスの事業所スタッフと連携し、退院後の生活にスムーズに移行できるよう話し合い(サービス担当者会議)を行います。
    退院後、思っていた通りの生活が行えているか電話にて聞き取り調査をさせていただくことがあります。