2.このような方法もあります
				
					○階段に座って昇り降り
					階段の勾配が急で昇り降りが不安、どちらかの足がケガや痛みで体重をかけられないなど。
					段に座る・段から立ち上がる際に注意してください。
					
					
						
							|  1.座りやすい高さの階段に座ります。 | 
						
							|  2.不安のない足を1段上げ、不安のない足・お尻・腕で体を支えます。 | 
						
							|  3.不安のない足と腕で体を持ち上げます。 | 
						
							|  4.不安のある足も上げます | 
					
					
					
					
					
					○後ろ向きで降りる、斜め横向きで昇る
					半身マヒなど手すりがしっかりつかめず足の踏ん張りにも不安があり、階段を上り下りする際に不安な側にしか手すりがない場合。
					
					<降りる→後ろ向きになり、動きやすい方の手で手すりを持ち不安のある足から1段ずつ降りる>
					
						
							|  1.後方に十分注意し手すりを持って後ろ向きになります | 
						
							|  2.不安のある足を降ろします | 
						
							|  3.手と不安のある足でしっかり支えながら不安のない足を降ろします | 
					
					
					
					
					<昇る → 手すりに向かって斜め横向きになり、動きやすい方の手で手すりを持ち左足から一段ずつ昇る>
					
						
							|  1.足元に注意しながら手すり側を向きます | 
						
							|  2.不安のない足を段のなるべく奥へ上げます | 
						
							|  3.不安のある足を上げます | 
					
					
					
					○段に手をついて昇り降り
					両手で荷物を持って階段を昇り降りしなければならない時などに良い方法です。
					
					<昇る → 段に両手をついて1段ずつ昇ります>
						
							|  1.荷物を段に上げます | 
						
							|  2.段に手をつきます(荷物で体を支えないように) | 
						
							|  3.不安のない足から上げます | 
						
							|  4.不安のある足を上げます | 
					
					
					
					
					<降りる→荷物を横に置くなどして、座って降りるようにしましょう>
					
 
					
				3.最後に
					階段の昇り降りの方法をいくつか紹介しましたが、安全に安心して階段を使うには、
					足の筋力を落とさないことや、環境を整えることなども大切です。
					環境を整える方法としては・・・
					◆階段を使う際には明かりをつける
					◆手すりを使う・取り付ける
					◆段の境目がわかりやすいように、縁にテープを貼る(蓄光タイプのものもあります)
					                           などがあります。
					
					毎日の生活の中での不安を1つでも減らして、ケガの予防をしていきましょう!
					
					
					
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