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読みもの

2026.05.01

肩腱板断裂の術後リハビリ勉強会レポート その②

当院では、スタッフの知識・技術の向上のため、定期的に勉強会を開催しています。今回は、シリーズで行われている「肩腱板断裂の術後リハビリテーション」をテーマにした勉強会の様子をレポートします。

目で見るより難しい「装具の着脱」と「可動域運動」

今回、特に時間をかけて実践したのが、手術直後に行われる「装具固定中の可動域運動」と「装具の着脱」の練習です。手術後は肩を安静に保つために専用の装具を装着しますが、リハビリの際にはこれを外す必要があります。実はこの装具の着脱は、目で見るよりも難しく、正確な技術が必要です。手術部位に負担をかけないよう、どのように腕を装具から抜き、どう装具へ戻すかといった点について、スタッフ間で解剖学的な視点に基づいた「着脱のコツ」を細かく共有し、トレーニングを行いました。

患者さん目線でのフィードバックを活かして

実践練習では、理学療法士同士が「治療者役」と「患者役」に分かれてロールプレイを行いました。 ただ手順をこなすだけでなく、患者役のスタッフから「今の腕の支え方は安心感があった」「その力の入れ方や誘導は上手い」「少し肩に緊張が走った」など、リアルな患者さん視点でのフィードバックを受けながら練習を重ねました。

 

日常動作こそ反復練習が不可欠

術後の痛みや不安を抱える患者さんにとって、私たち理学療法士の「触れ方」や「腕の支え方」ひとつが、大きな安心感にも、時には不安にも繋がります。装具の着脱という日常的な動作だからこそ、繰り返しのトレーニングが必要です。

患者さんが少しでも前向きに手術後のリハビリに取り組めるよう、スタッフ一同、こうした実践的な学びを続けていきたいと思います。

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