拡大 ]
 元に戻す |
[ 縮小 |
文字サイズ:

看護講座-食べすぎ、飲み過ぎに注意しましょう!!

年末、お正月と続き、ごちそうを食べ過ぎたり、お酒の飲み過ぎなどで体調を崩されたりする方を毎年多く見受けます。不規則な生活や食べ過ぎ、飲み過ぎ、過剰なストレス、タバコの吸い過ぎなどにより、胃酸や胃の粘液のバランスが崩れたり、蠕動運動が上手く行われないと、胃もたれ、胃痛、胸やけなどの症状が起こります。

<胃の症状>

●胃もたれ

胃の画像胃の運動機能が低下し、消化が上手く行われないことで、胃の中にいつまでも食べ物が残ってしまう時におこります。

●胃痛

胃酸の出すぎによる刺激で起こります。

●胸やけ

胃液が食道に逆流し、食道の粘膜を刺激することで起こります。こんな症状の時は、消化の良い食べ物を食べて胃をお休みさせることが必要です。

<消化の良い食べ物>

  • おかゆ、うどん、卵料理、豆腐、ヨーグルト、淡白な白身魚
  • 肉類の場合、脂肪の少ない鶏肉のささ身、牛・豚ヒレ肉、
  • 柔らかく煮込んだ植物繊維が豊富な野菜類(かぼちゃ、大根、にんじん)

<避けたい食べ物>

  • ハム、ソーセージ、ベーコンなど脂肪の多い食品 ⇒ 脂肪が多く胃に負担
  • 香辛料(唐辛子、こしょう)、カフェインが多いもの(コーヒー) ⇒ 胃を刺激し胃酸を増加
  • イカ、タコ、貝類、ごぼう、きのこ類など消化の悪いもの

<食事をとる時の注意>

  • ・食事時間を規則正しくする。就寝前の2、3時間は食事は控える
  • ・食べ過ぎず、腹八分目にする
  • ・食後はすぐ活動せず30分程は休息する
  • ・よく噛んで、ゆっくり食べる

体のバランスを整えて、元気に良い年を迎えましょう