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認知症について


私は、認知症は脳の病気で高齢になってからかかるものというイメージをもっていました。

先日、「若年認知症支援の会」の活動を見学させてもらう機会がありました。
そこで少し勉強させてもらったことですが、認知症とは
「いったん発達した知的能力が様々な原因で持続的に低下した状態をいい、慢性あるいは進行性の脳の疾患によって生じ、記憶・思考・見当識・概念・計算・学習・言語・判断など多面的な高次脳機能の障害からなる症候群」
と定義されています。また、18歳~64歳までに発症した認知症を若年認知症というそうです。若くして認知症を発症した場合、仕事の問題や、社会的役割の問題など、高齢期の認知症と違う大変さがあるそうです。

会の活動を見学させてもらい、寄り添われるご夫婦の姿があたたかく印象的で、深い愛情を感じました。そして「配偶者の認知症を受容されるまでにずいぶん苦労されたのではないだろうか」「反対に周囲に受容されず、自宅に閉じこもりになっておられる方や、誰にも相談できない介護者の方が沢山おられるのではないか」と思いました。

また、何か私にできることは無いだろうかと考えています。
まずは、私自身が認知症について正しく理解し、そして周囲の人に「一人で悩まず、一緒に考えましょう」と伝えて行きたいと思います。