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ヘルパーステーション悠々亭では、 年間教育プログラムを作成し毎月定期的な勉強会を開催しています。
5月は「褥瘡を予防しましょう」というテーマで、訪問看護ステーションの看護師さんに講師を依頼し
『高齢者の皮膚の特徴・褥瘡予防について・観察のポイント』などを学びました。
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今回の勉強会では、褥瘡についての知識だけではなく、少しの変化も見過ごさない、
「観察力」をつけていかないといけないと改めて考えさせられるものとなりました。 予防の大切さ・観察の重要性を学ぶことができ、
『褥瘡は作らない』を合い言葉にこれからも活動していきます。
ミニ講座:褥瘡はどうしてできるの?
褥瘡とは・・・「広辞苑より」
・じょくそう【褥瘡】 圧迫性壊疽のひとつ。長期間病床にある場合に、
衣類・寝具などによって圧迫を受ける部位に生ずる。
皮膚観察のポイント・褥瘡ができやすいところを覚えておく

・おむつ交換や着替え、入浴などは絶好の観察チャンス!
・皮膚の赤みを発見したらその部位が圧迫されないように向きをかえる。
※30分後その赤みが消えなければ、自己判断せずに病院の先生や担当のケアマネジャーなどに相談を!
予防ケア・食事をしっかりたべる/栄養状態が良くないと発生のリスクが高くなる
・体位交換・除圧をする/同じ姿勢が長時間続くと発生の原因となる。
・皮膚の清潔・乾燥/皮膚が湿ったままでは、布づれをおこしやすくなる。
ケア方法 ~自力での体位変換が難しい方は!~
一般的に臥床時は2時間毎の体位変換、車椅子などの座位時は20分毎の座り直しが必要とされています。
自力で体位交換が難しい方は、このような時間を目安に体位交換など行って下さい。
「あ!もしかして・・・」と思ったら、
まずはご相談を!!