リハビリテーションを専門に行うための入院病棟です。医療の高度化と人口の高齢化を背景に、医療機関がそれぞれ役割を専門ごとに分担して受け持つようにと、平成12年からの介護保険制度の施行と同時に、この回復期リハビリテーション病棟が厚生労働省によって指定されました。
病気やけがで入院された方々が急性期の治療を受けられた後、体力・気力の低下のため、退院してすぐ自宅に戻ることが難しいケースが多くあります。そのような場合に回復期リハビリテーション病棟に入院して機能回復のための訓練や援助を受けます。
座位保持訓練
急性期の病院での治療が一段落すれば、できるだけ早く当院に入院していただけるよう地域連携課を中心にさまざまな急性期病院と連絡をとり、脳卒中では大きな合併症がない限り発症後1ヵ月以内、整形外科の手術では術後数週間以内を目安として転入院し、ベッドから離れて生活に必要な動作ができるよう機能訓練を行います。褥創や転倒・転落事故の予防はとくに重要な課題としてチームで取り組んでいます。
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| リハ専門医による回診 |
訪問リハビリでの
屋外歩行訓練 |
車椅子での
キャスターアップ訓練
(車椅子で段差を乗り越える訓練) |
住み慣れた自宅での生活に戻れるよう援助することを目指しています

カンファレンス風景

回復期リハビリテーション病棟では患者様がベッドから起き上がり、座り、食事をし、トイレでの排泄や着替えや歩行ができるよう援助するために医師・看護・介護・機能訓練の各専門職が共同で診療にあたります。当院では全国の回復期リハビリテーション病棟と比べても理学療法士,作業療法士,言語聴覚士などのリハビリテーション専門職を多数配置しており、定期的にケースカンファレンスを行って個々の患者様に応じたリハビリテーション計画を立てて機能訓練を行うとともに、退院後のプランを立てるために住宅評価を行って生活環境の整備を援助します。入院される患者様は重度の障害を持つ方々が少なくありませんが、ほぼ3分の2の方々が自宅に退院されています。(図-2)
地域で継続して支えるために
八尾はぁとふる病院は、入院中の集中したリハビリテーションの提供だけでなく、外来・通所・訪問リハビリテーションなどそれぞれのリハビリテーション機能を有することで、連続的・継続的なリハビリテーションを患者さま一人ひとりにあわせて提供します。その結果、患者さまが地域や自宅に戻られても安心して生活ができるように取り組んでいます。また当院は、「中河内地域リハビリテーション支援センター」として指定を受けており、地域のリハビリテーションの中心的立場を担う病院として、地域リハビリテーション協議会・病院連絡会などへの関わりや講習会の開催など地域リハ事業を進めていく上での連携や啓蒙活動に積極的取り組んでいます。
はぁとふるグループのリハビリテーション理念
その人がその人らしく尊厳を保ち、
ご希望の人生となるようチームで、全人的に支援します
私たちはいわゆる「病院のリハビリテーション」というイメージから受ける患者さまの運動機能に対して行う治療にとどまりません。「私たちはその人がその人らしく」あるために、その人自身の生き方、生き甲斐というものを一緒に考え患者さまと共有しそして一緒に発見していくお手伝いをさせていただきます。患者さまと一緒にチームとして取り組み方針を決定していきます。

リハビリテーション部
理学療法士:22名 作業療法士:15名 言語聴覚士:4名
計:41名 (2008年1月時点)