この季節、食品の管理は重要です!食中毒について・・・

こんにちは!食中毒の季節になりご家庭では食品管理について、敏感になられているのではないでしょうか?今回は、食中毒の情報を提供いたします。まず、国内でどれぐらい食中毒は発生しているのでしょうか?平成18年では年間1,491件、患者数39,026人、死者数6人という報告があります。ただの“食あたり”ではすまされない数字です。そこで、WHO(世界保険機構)が発表し25カ国以上に紹介されている『食品を安全にする5つのKey(鍵)』をご紹介します。(※は、私からの重要ポイントです)

1. 清潔に保つ

正しい手洗い、まな板・包丁など調理器具の洗浄・消毒、防虫・防ソ(ネズミ駆除)で、細菌やウイルスなど微生物を食品に「つけない」

※子供さんのオムツやトイレへ連れて行った後、食品に触れる前にしっかり石鹸と流水で手を洗ってください

2. 生の食品と加熱済み食品と分ける

異なる食材を分けて取り扱う。まな板・包丁は加熱済み食品用など用途別の区別を!

※お買い物で食品を入れる場合、肉類とパンや生野菜、果物などは袋や場所を配慮して入れてください。

3. よく加熱する

加熱が必要な食品はよく加熱しましょう。調理済み食品もよく再加熱を!!

4. 安全な温度に保つ

調理済み食品を室温に2二時間以上放置しない。温かいものはあたたかい状態で。冷たいものは冷たい状態(冷却)で保管。

5. 安全な水と安全な原材料を使用する

野菜や果物など生で食べる食材をよく洗いましょう。消費期限をすぎたものは食べないようにしましょう

この5つを、キッチンに貼っていただきご家族みんなで、食中毒予防に努めてください。

法人事務局 感染安全管理担当
感染管理認定看護師 森下 幸子