なめてはいけない？！インフルエンザ

　厚生労働省は今年度の標語を 『守って防いでインフルエンザ～ワクチン・手洗い・うがい・マスク～』 　と上げ、重点的に対策を国民へ呼びかけています。

　インフルエンザの流行時期は、４月までといわれていますので、これからが気を許せない大事な時期です。

　「インフルエンザのワクチン効果は100%でないから予防接種しない」という意見を聞くことがあります。日本におけるワクチン効果の研究では、65歳以上の健康な高齢者が接種した場合、約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があったという報告があります。小児については、1歳以上・6歳未満の幼児では発病を阻止する効果は約20～30％でした。1歳未満の乳児では対象症例数が少なく、効果は明らかでなかったという報告があります。ですので、できるだけインフルエンザワクチンを接種する事をおすすめします。