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豆知識―冬の入浴は危険がいっぱい

寒い冬に冷えた身体でお風呂に「ドブン」。
びりびりとした刺激とともに、ジーンと温まっていくのが極楽気分、という人は多いのではないでしょうか?
そこには大きな落とし穴として、【ヒートショック】という危険が潜んでいます。

○ヒートショックとは?

急激な温度差が、身体に血圧の急変動や脈拍数の急増などを引き起してしまう症状のことで、
高齢者や高血圧の人にとっても、心筋梗塞や脳血管障害につながる可能性が高まります。
★このようなことが起こらないように、浴室と室温の温度差に注意が必要です。


○ヒートショックを防ぐためには?

・湯温は低めにし、居室と浴室のお湯の温度差をできるだけ少なくする
・入浴前に浴室へお湯を流す ・浴槽のふたをとっておく等、浴室の温度を上げておく
・湯船にお湯を張る際、シャワー給湯にする(浴室温度は15分で約10℃上昇します)
・肩にタオルをかけるなど体が冷えないようにする


○その他に・・・疲れを取るためには?

お風呂に入るのにこんな方法もあります。
・半身浴
(38℃から39℃のぬるめのお湯で20~30分、みぞおちの下までうっすらと汗ばむまで、じっくり温まる)
冷えや疲労、不眠の解消にも役立ちます。
温度差には十分気をつけて下さいね。
最後に、入浴後の水分補給も忘れないで下さい!!
ゆっくりと気持ちの良いお風呂タイムをお過ごし下さい♪